今年の米アカデミー賞については
期待の「ドライブ・マイ・カー」が国際外国語映画賞受賞したり
主演男優賞のウィル・スミスが
プレゼンテーターのクリス・ロックを平手打ちしたり
いろんな意味で注目されたけど
「コーダ あいのうた」が4部門受賞したのは
やはり米国のアカデミー賞が変わってきたんだと思うし
だから「ドライブ・マイ・カー」が食い込めたんだと思う。
平手打ちされたクリス・ロックはかつて「白すぎるオスカー」なんて
白人ばかりが評価されるアカデミー賞を痛烈なブラックジョークとばしたし
ウィル・スミスだって黒人のアカデミー賞への活躍を後押ししてた一人だ
その二人が公の場であんなことになったから
日本人の私はうわーってなってしまったけど
(実際生放送の時は 一度スタジオに戻されたから
何が起こったか全く分からなかった)
アメリカの文化圏にいたことないから
痛烈なジョークや平手うちがアメリカ人にどう評価されるのなんて
やっぱりアメリカの中のことだからよくわからないよね
ギレルモ・デル・トロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」が
アカデミー賞とったときは、オタクな私は大喜びだったけど
ここ数年は人種に限らず多様性の認識が進み(実は進んでないのかも)
女性監督が三人目の受賞とか 障がい者を扱った「コーダ~」が
受賞したり 「パラサイト」の次の年に「ドライブ・マイ・カー」が
外国語映画賞受賞するのも ちょっと予定調和すら感じてしまう
ともあれ「コーダ~」は体調のこともあり 楽しみな映画だったけど
未見なので 早く配信などでみられるといいなあと思うのです
外に出るのが難しいけど 映画をたくさん見たい人には
配信はほんとにありがたいです お金払っても観たい
それが映画業界をも潤してほしいと思う今日この頃