「VIVANT」最終回でも最後に“伏線”「皇天親無く惟徳を是輔く」の意味は⁈

※この記事はネタバレを含みます

ついにTBS日曜劇場「VIVANT」が最終回を迎えます。この最終回は79分の拡大版で放送され、視聴者を驚かせる展開が続きました。今回はその感想と考察をお届けします。

目次

「VIVANT」最終回でも圧巻のストーリー展開


最終回は開始直後から乃木(堺雅人)が別班を裏切っていなかったことが判明し、事実を知ったノコル(二宮和也)が激昂します。そして、テントを解体させたベキが公安に逮捕され、日本へ帰国します。しかし、その背後には更なる目的がありました。

予想外の結末


ベキは日本への帰国を許されたのは復讐のためであり、その相手は「日本」ではなく、バルカ共和国で自分たちを助けず、引き返す指示を出した指揮官でした。乃木は父の復讐を止めようと奔走し、最終的には父親に拳銃を向けて撃ち抜きます。しかし、これもベキの計画の一部であり、拳銃には銃弾が一発も入っていなかったのです。

「皇天親無く惟徳を是輔く」のことわざの意味は


最後にノコルは「墓はバルカに建てさせてほしいが、構わないか?」と乃木に電話で尋ねます。すると、乃木は「皇天親無く惟徳を是輔く。花を手向けるのは、まだ先にするよ」と伝えた。そして、現場の家は火事で焼け落ち、ベキらの遺体は「煤同然で発見されました」と野崎が明かします。

「皇天親無く惟徳を是輔く」は中国古代の経書であり、孔子が編纂したとされる五経の一つ、『書経』の中のことわざです。

その意味は

天は公平で贔屓せず、徳のある人を助ける。

おそらく、射撃の達人である乃木は、別班4人を撃った時と同じように、ベキたちの急所を外して撃ち、ベキたちは生きている。だから「花を手向けるのは、まだ先にするよ」と暗に「ベキが生きている」ことをノコルに伝えたのです。

また、野崎の現場の説明により、何らかの特例処置により、ベキたちは死んだことになっているが、生きて日本のどこかにいるとも考えられます。

ネットの反応

ネットではベキたちがまだ生きているのではないかという声が多く上がっています。続編の期待も高まる中、視聴者は様々な考察を展開しています。

まとめ


「VIVANT」の最終回は視聴者の期待を裏切る展開で幕を閉じました。未だに解明されていない伏線や、登場人物たちの運命について、視聴者それぞれが自身の解釈を持つ余地が残されています。続編が制作されることを心より願うファンも多いことでしょう。

皆さんはどのように感じましたか?ベキたちは本当に死んでしまったのでしょうか?それとも新たな物語の幕開けなのでしょうか?

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